【書評】MB(著) 幸服論 を読んで「たかが服でいい」と心を軽くしてくれた( ;∀;)

幸服論

朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。

「人を見た目で判断するな!」

私たちはそういう風に教えられて育ってきました。

当たり前にある言葉ですが、なぜ「人を見た目で判断するな!」という言葉があるのでしょうか?

それは「人は見た目で判断をしてしまいがち」だからです。

  • いかつい恰好→ヤンキーっぽい
  • ボロボロの服→ホームレスっぽい
  • 露出度の高い服→エロい人だろう

初対面の場合は特に見た目で人を判断してしまいがちです。

ホームレスみたいな恰好をした人が大企業の社長だとは思わないですからねw

人は見た目で判断をしてしまう生き物です!

見た目で判断するのであれば、ファッションスキルを身に着ければ周囲からの評価が変わります。

ファッションは自信をつけるためのツールとして、簡単で即効性があるチートツールだということをMBさんは教えてくれます。

この書籍の目次は以下のようになっています。

  • Capter1 やる気を作る
  • Capter2 外見を整える
  • Capter3 思考を変える
  • Capter4 行動を変える

前半はファッションのメリットとテクニックを紹介し、

後半はファッションを通じて人生の考え方や価値観について教えてくれます。

私はMBさんの動画や書籍、マンガをすでに何作か拝見しています。

なので、ファッションのテクニックについては目新しいものは得られませんでした。

私がこの書籍から学べたことは「たかが服でいい」という考え方です。

庶民がいくら頑張っても「価格の高いブランド品を買うことが正義」なんだろうと私は思っていました。

たかが服でいい

人生を楽しくためのツールの1つだから無理する必要はないということをMBさんは教えてくれます。

この書籍の後半に書かれているファッションを通じて人生の考え方や価値観には学びが多くありました。

その中で私が印象に残っているポイントを3つ紹介しようと思います。

  • たかが服でいい
  • 捨てろ
  • 差別化を意識しろ

それでは詳しく見ていきましょう!

著者 MBさんについて

  • ファッションバイヤー
  • ファッションアドバイザー
  • ファッションブロガー
  • 作家

様々な肩書を持ち、地方のアパレル店舗のスタッフから、店長、マネージメント、バイヤー、コンサルティング、EC運営など多岐にわたる経験をされています。

MBさんの書籍を読んで、特にオススメしたい書籍を3つ+αにまとめました。

MB(著) 幸服論 から学んだ3つのポイント

この書籍からファッションを通じて人生の考え方や価値観について学びました。

その中で特に印象に残ったポイントを3つ紹介します。

  • たかが服でいい
  • 捨てろ
  • 差別化を意識しろ

たかが服でいい

おしゃれをする赤ちゃん

私はおしゃれに興味はありましたが「ブランド物を買わないとおしゃれではない」と思っていました。

でも、おしゃれのために我慢するような生活は嫌でした。

その考え方が間違っていることに気が付きました。

ブランド物を身に着けるのではなく、まずはファッションの基礎知識を身に着けろ!

おしゃれは手段であり、目的ではないとMBさんに教わりました。

ユニクロやGUといった低価格で全国に店舗を持つアパレルショップが現代では存在します。

コーディネイトの知識があれば、低価格でおしゃれを楽しめることができるのです。

ブランド物を買うかどうかはコーディネートの知識を身に着けた先にありました。

そんな風に考えられるようになって、心が軽くなりました。

この考え方を知ることができただけで、この書籍を読んだ価値があったと思っています。

捨てろ

無駄なモノが多い机

新しい物が欲しいのであれば、新しい物が入るだけのスペースが必要になります。

クローゼットの中がいっぱいであれば、新しい服を入れることができません。

もう着ない服は捨てるなり、売るなりして、スペースを確保しましょう。

この話を通じて、MBさんは時間の使い方について教えてくれます。

誰でも1日は24時間です。

クローゼットの大きさは住んでいる家の広さで変えることができます。

ですが、時間は大きさは誰もが平等で変えることはできません

新しいことを始めるのであれば、今までしていた時間を捨てる必要があります。

この考え方はとても共感することができました。

私はブログを書く時間を作るために、今までしていたことを止めました。

この考え方は、新しいことを始めるときに意識していこうと思っています。

差別化を意識しろ

学生服を着た男子たち

そもそもおしゃれってなんでしょうか?

学校の制服を例に説明します。

  • みんなが同じ制服を着て、
  • 同じ着こなしをして、
  • みんなが丸坊主だったら、

だれがおしゃれかわからないですよね。

学校のカースト上位の人は同じ制服を着ていても、様々な工夫をして差別化をしています。

  • 制服を気崩したり
  • スカートを短くしたり
  • 化粧をしたり
  • アクセサリーを身に着けたり
  • 髪型で個性を出したり

学校教育の規則的にはいい目で見られませんし、教員から怒られることもあるでしょう。

しかし、多くの人と違った行動で差別化することで、多くの人とは違った結果を得ることができるのを、カースト上位の人は知っています。

MBさんはファッションの話を通じて、ビジネスでも差別化は必要不可欠であることを教えてくれます。

差別化のヒントは「自分にとっては普通のことでも、他人にとってはすごいこと」だとMBさんは教えてくれます。

私が好きなエピソードがあるので、引用させていただきます。

意識してほしいのは、自分の当たり前が他人の当たり前とは限らないということです。私は洋服が好きで、コーディネートを考えるのに何時間も費やすことが多いのですが、大学生の時まで普通の行為だと思っていました。友達と遊びに出かける前夜はありとあらゆる洋服を引っ張り出して、いろんなコーディネートを考え、感じたことをメモに取って、どこが悪いかを考える、といった作業を何時間も楽しく続けていたのです。しかし当時の彼女に指摘されて「普通じゃないんだ」と気がつきます。私は物事を細分化して考えるのが好きなので、びっしり書かれたメモは何冊にも及び、さらにそれをPC上でファイルに整理していくうちに、これってひょっとすると才能なのでは?と気がつきました。

MB(著) 幸服論 人生は服で簡単に変えられる 162ページ 引用

友達や彼女、家族や同僚や上司に自分のすごいと思うことを聞いてみると、自分の強みを理解することができて、ビジネスで差別化するヒントがもらえるかもしれません。

  • 毎日継続してやっていること
  • 自分では普通だと思っていること
  • 何が好きで、何が嫌いか
  • 長時間の作業でも苦痛でなく楽しめること

これらのことを意識して生活していると、他の人とは違った唯一無二の存在になれるヒントが見つかるかもしれません。

MB(著) 幸服論 の感想・まとめ

今回は 『MB(著) 幸服論』 の書評を書きました。

今回学んだポイントをおさらいします。

  • たかが服でいい
  • 捨てろ
  • 差別化を意識しろ

この書籍を読んでファッションに対する考え方で心が軽くなり、ビジネスに対する考え方を学ぶことができました。

私はブログを書いているので「この人が書いた記事だから読みたい」と思ってくれる人の数が増えてほしいなと思っています。

そのためには「この人の作品だから」という差別化をしなければならないです。

  • 自分にとっての強みは何なのか?
  • 他人から見て自分はどんなところが優れているのか?
  • 長時間の作業していても苦でないことは何だろうか?

これらを意識して生活をしていこうと思います。

とても学ぶことが多い1冊でした。

ファッションバイヤー MBさんの書籍をまとめました

MBさんの書籍は、ファッションを通じて人生で大切なことを教えてくれます。

これまで読んだMBさんの書籍をまとめました。

興味があれば読んでみてください。

以上、よーじ(@4ji_memo)でした!

タイトルとURLをコピーしました