朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
この記事は『近藤麻理恵(著)人生がときめく片づけの魔法』の書評になります。
片づけが苦手だ!
そんな悩みを抱えている人は多いと思います。
片づけが苦手な人の特徴
- モノが多い
- 部屋が汚い
- 綺麗にしてもすぐ汚くなる
そんなある日、書店で『近藤麻理恵(著)人生がときめく片づけの魔法』と出会いました。
立ち読みをすると、私が今まで知らなかった片づけの考え方が書かれてあり、目からうろこでした。
この本で一貫している主張は「ときめき」です。
1つ1つ手でさわってみて心が動いたモノだけは手元に置き、それ以外のモノは手放す。
モノとの向き合うことは、自分自身と向き合うことになります。
自分と向き合うことで、自分のやりたいことがはっきりしてきます。
この本を読んだら、めっちゃ片づけがやりたくて仕方なくなりますよ!
この記事では『近藤麻理恵(著)人生がときめく片づけの魔法』を読んで知った、片づけのポイントを3つだけ紹介しようと思います。
片づけのポイント
- 「片づけ」とは捨てること
- 「収納」とは置く場所を決めること
- モノが捨てられない理由
この本の魅力が1部でも伝わるといいなと思います。
著者 近藤真理恵さんについて
片づけコンサルタント
大学在学中の19歳のときにコンサルティング業務を開始し、独自の片づけ法「こんまりメソッド」を編み出す。
2010年に出版された初めての著書「人生がときめく片づけの魔法」が世界40か国以上で翻訳出版され、シリーズ累計1000万部を超える世界的ベストセラーに。
2015年、米「TIME」誌で「世界で最も影響力のある100人」に選出され、活躍の場を広げている。
現在は、こんまりメソッドを使った片づけを提供する「こんまり流片づけコンサルタント」を育成し、日本を含め世界30か国以上で活躍中。
人生がときめく片づけの魔法 プロフィール
人生がときめく片づけの魔法の概要
『人生がときめく片づけの魔法』の目次は以下になります。
目次
- 第1章
- 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?
- 第2章
- まずは「捨てる」を終わらせる
- 第3章
- 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
- 第4章
- 人生が輝く「ときめき収納レッスン」
- 第5章
- 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法
この本を読んで最初に学んだことは、「片づけ」と「収納」の違いです。
私は収納のテクニックを身に着けて、収納上手になれば部屋がきれいになると思っていました。
しかし、そうではありませんでした。
巷で溢れている収納のテクニックは、一時的な解決方法でしかないことを知りました。
「ときめく」モノだけを手元に置く。
家にあるモノの量を減らすことが大前提だと気づくことができました。
1つのモノと向き合って、自分にとって必要なモノだけを手元に置く。
自分の手元に残ったモノたちが、自分にとって本当に大切なモノです。
自分にとって大切なモノがわかってくると、どんな人生にしたいのかが明確になってきます。
そんなことが学べる本になっています。
概要については以上です。
片づけのポイント
私が『人生がときめく片づけの魔法』を読んで知った、片づけのポイントは以下の3つです。
片づけのポイント
- 「片づけ」とは捨てること
- 「収納」とは置く場所を決めること
- モノが捨てられない理由
1つずつ解説していきます。
「片づけ」とは捨てること
片づけで必要な作業は「モノを捨てること」と「収納場所を決めること」の二つだけ。大事なのは「『捨てる』が先」の順番だけ。
人生がときめく片づけの魔法 45ページ
モノを捨てないと増え続ける一方です。そんな当たり前のことに気が付かされました。
片づけのコツは短期間で一気に捨てることです。
近藤麻理恵さんは、片づけを「祭り」と表現しています。
片づけは毎日することではなく、短期間で一気に終わらすことだと書かれています。
捨てる作業で大切なことは「ときめき」です。
捨てようか迷っているモノは、「とりあえず保留」するケースは多いのではないでしょうか?
- まだ着れるし服だし
- 壊れていないし
- いつか読むつもりだから
私も心当たりがあります。
そんな時は、そのモノに触れて1つのモノと向き合ってください。
- 本当に必要?
- もっと一緒にいたい?
- もう役目を終えてくれた?
欲しくて買ったモノは、買った時点でそのモノの役目を終えているかもしれません。
例えば、オシャレだと思って買った雑貨です。
ほこりをかぶっているのであれば、「今」必要がないモノです。
「オシャレ」だと思って買った時点で、そのモノの役目は終えているのです。
役目を終えたモノは感謝して手放してもいい。
この考え方はいいなーと感じたので、実践してみようと思います。
片づけをするときに気を付ける点として「思い出の品」は最後にすることです。
思い出の品は捨てにくいものです。
思い出に浸っていては、片づけは進みません。
片づけを行う順番は、捨てやすい順に行うのがオススメだと紹介されています。
片づけをする順番
- 衣類
- 本類
- 書類
- 小物類
- 思い出の品
衣類や本で「ときめき」がなければ手放す練習をしていきましょう。
写真とか、思い出の品を捨てる時も「ときめき」が大切になってきます。
- 嫌な気持ちになる写真
- 何も感じない風景の写真
- 親・子からもらったモノ
大切な人からもらったモノは、捨てにくかったりします。
でも、あなたが「ときめかない」のであれば、手放していいんです。
大切な人からモノをもらったときの「ありがとう」という気持ち。
それがそのモノの役割だったと考えましょう。
「収納」とは置く場所を決めること
モノの定位置を決める時のポイントは、全てのモノの定位置を「ひとつ残らず決める」こと。
なぜすべてのモノの定位置を決めるべきなのかというと、一つでも住所不定のモノがあると、散らかる可能性が一気に高くなるからです。
人生がときめく片づけの魔法 180ページ
私は今まで、なんとなくでモノを置いていました。
その結果が、色んな所にモノがあるという状況を生み出したんだと気付くことができました。
これからはモノの定位置を決めます!
今はモノが多いので、まずは捨てることからですね。
収納のテクニックで実践したいと思ったのは、「立てて収納」と「水回りにモノを置かない」です。
「立てて収納」は文字通り、モノを立ててしまうことです。
今まで本や服は、とりあえず積み上げていました。
積み上げると下の方の本や服は、取り出すのが困難です。
そんな本や服は、本当にあなたが「ときめく」モノなのでしょうか?
本や服、1つ1つと向き合って「ときめく」モノは本棚やクローゼットにしまう。
「ときめかない」本や服は今の自分には必要がないと考えて処分する。
そんな風に学びました。
本棚に立てて本を収納すれば、どの本でもすぐに取り出すことが可能です。
ですが、本棚にしまえる本の数も限られています。
自分が「ときめく」本だけを手元に置いておきましょう。
「水回りにモノを置かない」はお風呂場やキッチンでの収納テクニックです。
シャンプーやボディーソープをお風呂場に置いておくのは、当たり前だと思っていました。
- 掃除するときに邪魔
- 水あかがたまる
- ボトルの底がヌメヌメする
これらのデメリットは仕方がないことなんだと考えていました。
お風呂グッズは、脱衣所に保管する。
今までの固定概念が壊されたような気がしました。
お風呂場の外にお風呂グッズを保管しておけば、上記の問題は解決できます。
お風呂に入るときに持っていき、出る時に水気を拭いてから定位置に置く。
気が付けば当たり前だけど、当たり前すぎて気が付きませんでした。
今後、実践していきます。
モノが捨てられない理由
捨てられない原因を突き詰めていくと、実は二つしかありません。それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。この二つだけです。
何を持つのかは、まさにどう生きるかと同じこと。
人生がときめく片づけの魔法 245ページ
モノを買ったのは、あなたが選んだことです。
モノをもらうのも、あなたが選んだことです。
自分が選択していった積み重ねが、「今」あなたの部屋にあるモノたちです。
あなたの身の回りにあるモノが「あなたの人生」を作っています。
将来が不安で、大量にストックした消耗品。
過去の未練で、捨てられない恋人との思い出の品。
その結果「今」あなたが必要のないモノがあふれているのであれば、1つ1つモノと向き合ってみましょう。
モノと向き合うということは、自分と向き合うということです。
自分にとって「今」必要なモノと向き合うと、自分の価値観を知ることができます。
自分の価値観を知ると、どうやって生きたいのかがわかってきます。
- 何を手元に残すか?
- 何を手放すか?
- 何に時間を使うのか?
- 何にお金を使うのか?
- どんな人生にしたいのか?
モノが多くて部屋が汚い理由は、自分が何を求めて、どうしたいのかがよくわかっていないからかもしれません。
私も自分の進む道がわかっていないから、モノがあふれているのかもしれません。
「今」の自分がときめかないモノは手放していこうと思えました。
人生がときめく片づけの魔法の感想・まとめ
今回は『近藤麻理恵(著)人生がときめく片づけの魔法』の書評でした。
今回紹介したポイントをおさらいしましょう。
片づけのポイント
- 「片づけ」とは捨てること
- 「収納」とは置く場所を決めること
- モノが捨てられない理由
片づけをすることで、部屋がきれいになるだけでなく、自分の生き方についても知ることができる。
片づけには、魔法のような力があると知ることができました。
この書評を書いているのは11月末です。
あと1ヶ月もすると、冬の長期休暇になります。
冬の長期休暇の時間を利用して大掃除をし、自分と向き合ってみようと思います。
自分と向き合える書籍をまとめました
片づけを通じて、自分自身と向き合うことができました。
これまで読んできた本で「自分と向き合える書籍」をまとめました。
面白そうだと思ったら、読んでみてください。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!