朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
平凡な人生を変えたい!
そう思っても成功者のビジネス本を手に取って読むことが多々あります。
ですが著者について調べてみると、高学歴であったり、輝かしい経歴の方々がほとんどです。
「優秀な人が努力したから成功したのではないか?」と、凡人の私は思ってしまいます。
この本の著者MBさんは、地方の大学を卒業し、地方のアパレル店員だった経歴があります。その頃の年収は200万円程度だったそうです。
平凡なアパレル店員が全国でも有名なファッションバイヤーになれた理由は、周囲の人とは違った行動を積み重ねてきたからと書かれています。
- 持たざるものがどうやって年商1億円にしてきたかの?
- MBさんの仕事に対する考え方
- 知っておくべきテクニック
これらの内容がわかりやすくまとめられています。
この書籍は以下のような悩みを抱えている人に読んでほしい一冊となっています。
- 自分は平凡だと思っている人
- 今の働き方に疑問を思っている人
- 好きなことを仕事にしたい人
この記事では「MB(著)もっと幸せに働こう」を読んで、印象に残ったことを3つ紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう!
著者 MBさんについて
- ファッションバイヤー
- ファッションアドバイザー
- ファッションブロガー
- 作家
様々な肩書を持ち、地方のアパレル店舗のスタッフから、店長、マネージメント、バイヤー、コンサルティング、EC運営など多岐にわたる経験をされています。
MBさんの書籍を読んで、特にオススメしたい書籍を3つ+αにまとめました。
MB(著) もっと幸せに働こう の目次
- STAGE1 今の場所から動けない君たちへ
- STAGE2 固定概念から逃げ出そう
- STAGE3 ビジネスにおける目標とは何なのか?
- STAGE4 知っておくべきテクニックがある
- STAGE5 いかに正しく、いかに効率よくビジネスをするか
- NEXT STAGE ビジネスとは幸せを作るためのツールである
前半は仕事に対する考え方や精神面のお話、
中間はテクニックや収益の考え方のお話、
後半はビジネスとは何か?どんな人が好かれ成功するか?といった哲学的なお話になっています。
MB(著) もっと幸せに働こう から学んだ3つのポイント
私はこの本のテーマは「顧客へ思いやりをもって働いていますか?」だと思っています。
ビジネスのテクニックについても書かれていますが、「お客さんのことをどれだけ考えて仕事をしているか」という思考がビジネスで成功する秘訣であり、人として好かれることだと学びました。
人のためを考えて行動し続けると少しずつファンが増えていって、結果的に自分に帰ってくる。
そんな風に解釈した私が、この本を読んで学んだポイントを3つ紹介します。
- 理想のライフスタイルから逆算して行動する
- 炎上は必要ない
- 顧客が望むサービスを提供できないことは「悪」
理想のライフスタイルから逆算して行動する
理想の生活から逆算して目標達成に向かって行動を続けることが大切だと教えてくれました。
- 自分にとっての幸せなライフスタイルを考える
- その目標を達成するためには何をするのか考える
- 1日のタスクを決めて実行すること
MBさんの場合、ファッションに関する仕事をして、家族を幸せにするために年収1,000万円にするという目標がありました。
アパレル店員として働いていたためファッションの仕事はしていましたが、年収は200万円程度でした。
好きなことを仕事にして、もっと家族を楽させるためにはどうすればいいか?
MBさんが考えたことは、以下のような内容でした。
- 多くのお客さんに喜んでもらえれば、多くのお金が入ってくる
- 洋服で多くの人を喜ばせるにはどうするか?
- 洋服で困っている人の数はおしゃれな人の数よりも圧倒的に多い!
- 洋服で困っている人のためにネットを通じて助けよう!
そんな思いで始まったのが「最も早くオシャレになる方法KnowerMag」というブログで、MBさんの現在のスタイルの始まりです。
会社員時代から時間を作って行動し続けた結果、日本で有名なファッションバイヤーとなりました。
まずは小さいことからでいいので始めて、一歩ずつ目標に向かって行動することが大切だと教わりました。
炎上は必要ない
SNSでブランディングして自分に興味を持ってもらい、ファンを増やすことは必要な戦略の1つです。
炎上商法は、あえて多くの人の逆鱗に触れるような発言をして注目を集める方法です。
うまく炎上し収めることができれば、大量のフォロワーを増やすことが可能になります。
ですが、多くのフォロワーが必要なければ炎上させる必要はないと教えてくれます。
収益の仕組みを「単価」と「数」のどちらを重視するかで戦略が変わってくるからです。
むやみに数を集めることが必ずしも正解ではないことを知りました。
価値のない10万人よりも、価値のある100人の方がよっぽど価値があります。
5,000人フォローして、2,000人のフォロワーを得ましたが、自分に興味がある人はいませんでした。
その時の心境をまとめたので、興味があれば読んでみてください。
自分のコンテンツの質を高めて、ファンとなってくれる人を大切にして行動することを心がけようと思います。
顧客が望むサービスを提供できないことは「悪」
私はアイドルやアーティストのグッズは、信者から金を集めるための手段だと思って嫌悪感を持っていました。
しかし、顧客の望むサービスを提供できないことの方が顧客に対して失礼であることを知り、価値観が変わりました。
- その人に頑張ってもらいたい
- その人のグッズが欲しい
- その人についてもっと知りたい
そんな思いからファンの方々はグッズや書籍、写真集を買ってくれます。
お金稼ぎのためでなく、顧客が喜んでくれるためにコンテンツを用意すること。
以前、ゴールデンボンバー鬼龍院さんのインタビュー記事を読んで、同じようなことが書かれていました。
一発屋の印象がありましたが、ファンを大切にして好感がもてるグループだと知り、この記事を読んで印象が変わりました。
成功されている人物やグループは、ファンのことを愛しているからこそ、多くのファンに愛されているのだと感じました。
MB(著) もっと幸せに働こう のまとめ・感想
今回は 『MB(著) もっと幸せに働こう-持たざる者に贈る新しい仕事術』 について紹介しました。
おさらいをすると、以下の3つのポイントを紹介しました。
- 理想のライフスタイルから逆算して行動する
- 炎上は必要ない
- 顧客が望むサービスを提供できないことは「悪」
もっとお客さんのことを考えて、お客さんが喜んでくれるようなコンテンツを作ろうと思える書籍でした。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!
といいたいところですが、特に心に残った所がもう一つあるので紹介させてください!
あとがきに書かれている本書補足3.「心に手綱はつけられない」でのエピソードです。
MBさんがアパレル店員時代、在庫を処分するためにお客さんに在庫の商品を提案して購入してもらうことがあったそうです。
もちろん無理やり買わせるわけではなく魅力的な提案をし、お客さんは喜んで買ってくれたのですが、MBさんは心が苦しくて涙を流していたことが何度かあったそうです。
お客さんも喜んでいるしお店の利益のために働いているので、気にする必要はないのかもしれませんが、MBさんの信念に背いた行為だったから涙を流したのだと思います。
私もブログを書いている身なので少し気持ちがわかります。
ブログで生活できたらいいなとは思いますが、自分がオススメしない商品を紹介するのは人をだましているような気がして、自分の信念から外れているような気がします。
収益化を目的にすると、ブログで利益を上げるためのテクニックについて勉強する必要があります。
テクニックが身に着けることは絶対に必要になってくることですが、それだけではお金のためにしょうがなく働いているのと変わらないような気がしています。
もちろんお金がもらえることは嬉しいですが、
- 本当にそれでいいのだろうか?
- 本当に自分がやりたいことは、これで正しいのだろうか?
と疑問に思ってしまいます。
お金のために働くのが嫌でブログを始めたのに、お金のために嫌々アフィリエイトの記事を書くのは本末転倒です。
「世の中が〇〇に動くだろうから、××の記事を書いてみよう!」という考え方であれば、自分で戦略を立てて書いているので個人的にはそれはありです、楽しんでやっているので!
副業では「お金のために仕方なく働く」というのはやめて、「おもしれーからやる」や「書きたいから書く!」という信念をもって活動を続けようと思います。
ブログ歴5か月で収益化もできていないのに、綺麗事ばかり言ってるのも理解していますw
ブログ歴が積みあがるにつれて、そんな信念は無くなり、お金が稼げればいいと思っているかもしれません。
ですが今の考えは、自分の信念を曲げることなく、読んでくれる人の役に立つ、悩みが解決できるきっかけになる記事を作成していこうと思っています。
ファッションバイヤー MBさんの書籍をまとめました
MBさんの書籍は、ファッションを通じて人生の大切なことを学ぶことができました。
興味があれば読んでみてください。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!