朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
この記事は『樺沢紫苑(著)SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術』の書評になります。
ブロガーやYouTuberの方はSNSを活用してる人が多いと思います。
SNSを活用する理由
自分の作品を見てもらいたい
知ってもらいたい
認めてもらいたい
願望を言えば、より多くの人に認知してほしいものです。
私もそんな淡い夢を見ている1人で、ブログと同時にTwitterの運用を始めました。
半年くらいTwitterをしていますが、まーったくと言っていいほどうまくいきません!
SNSで求められる文章って何だろう?
そう思って手に取ったのが、今回紹介する『樺沢紫苑(著)ソーシャルメディア文章術』です。
読み進めていると、私は今まで間違ったSNSの使い方をしていることに気がつきました。
SNSで人々が求めていることは「共感」です。
私がSNSに投稿していた内容
- ブログの更新報告
- 1日のタスクの報告
- 本を読んだ感想
「アウトプットの場」と考えれば、これでも問題ないのかもしれません。
ですが、「いいね」やコメント、フォローが欲しい場合は、それではダメです。
SNS運用が失敗した理由は「一方的」な投稿ばかりで「交流」をしていなかったからだと知ることができました。
この記事は『樺沢紫苑(著)ソーシャルメディア文章術』から学んだSNS運用で絶対に押さえるポイントを3つ紹介しようと思います
SNS運用で絶対に押さえるポイント
- 人々がSNSを利用する目的は「交流」
- ネットの世界は「3秒ルール」
- 自己開示をする
この記事を読むことで、SNSを活用するために最低限は知っておくポイントを学ぶことができますよ。
お金儲けのためには、SNSで多くの人を集めればいいんでしょ?
そう考えている人は、SNSの使い方を間違っているかもしれません。
それでは見ていきましょう。
著者 樺沢紫苑さんについて
樺沢 紫苑(かばさわ・しおん)
1965年、北海道札幌市生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。
精神科医・作家・YouTuber
Wikipedia 引用
『樺沢紫苑(著)ソーシャルメディア文章術』は2012年4月10日に初版発行されました。
この記事を作成しているのが2020年12月10日なので、約8年前に書かれたSNSに関する文章術の書籍です。
8年も前に書かれた本だけど、今では通用するの?
そう思いましたが、SNSで求めれていることや、SNSでのマナーはそこまで変わっていません。
2020年に読んでも、多くのことを学ぶことができました。
樺沢紫苑さんは様々なSNSを活用しています。
樺沢紫苑さんのSNSの数値
- Twitter フォロワー数 12.5万
- Facebook フォロワー数 11万
- YouTube チャンネル登録者数 25万
多くの人と交流している樺沢紫苑さんにSNSを活用する方法を学びましょう。
他にも樺沢紫苑さんの書籍を読んだので、まとめ記事を作成しました。
ソーシャルメディア文章術の概要
ソーシャルメディア文章術の目次は以下になります。
- 第1章
- 「書く」前に知っておくべき
- ソーシャルメディアの7大原則
- 第2章
- 「共感ライティング」で読者の感情をゆさぶる
- 第3章
- 「交流ライティング」で圧倒的にコミュニケーションを深める
- 第4章
- 「伝わるライティング」で読者にわかりやすく届ける
- 第5章
- 永久にネタ切れしないネタ収集術
- 第6章
- 「スピード・ライティング」で忙しくてもガンガンかける
- 第7章
- ソーシャルメディアのマナー
- やってはいけない10のこと
『ソーシャルメディア文章術』を読んでわかること
- SNSで求められること
- SNSで喜ばれる文章の書き方
- 発信するネタの集め方
- SNSでのマナー
これらについて学ぶことができます。
今回は、ここだけは絶対に押さえておいた方がいいと感じたポイントを3つ紹介しようと思います。
SNS運用で絶対に押さえるポイント
SNS運用で絶対に押さえるポイントは以下の3つです。
SNS運用で絶対に押さえるポイント
- 人々がSNSを利用する目的は「交流」
- ネットの世界は「3秒ルール」
- 自己開示をする
1つずつ見ていきましょう。
人々がSNSを利用する目的は「交流」
なぜ多くの人がSNSを利用するのか?
それは「交流」を求めているからだと、著者の樺沢紫苑さんは教えてくれます。
どんな時にSNSを利用するか?
- 「今」感じた喜びを分かち合いたい時
- 悲しいことがあったから、誰でもいいから慰めてほしい時
- 日常の面白かったことをみんなに知らせたい時
そんな思いがあって人々はSNSを利用しています。
私の今までの投稿は「一方的」な情報発信ばかりで、「交流」はしていませんでした。
私がSNSに投稿していた内容
- ブログの更新報告
- 1日のタスクの報告
- 本を読んだ感想
たまに、ブロガーの方から「いいね」やコメントをいただくこともあります。
SNS上でどう接したらいいのかわからなかったので、そっけないコメントを返すだけで終わっていました。
「返報性の法則」という心理法則を知っていますか?
誰かに与えられたら、その人にお返しをしたくなる心理法則です。
「返報性の法則」はリアル社会ではもちろん、ソーシャルメディアにおいても、見事に当てはまります。あなたがある人の記事にいつもコメントをしていれば、その人はあなたの投稿を見かけたとき、思わず記事を読んでコメントを入れたくなるのです。
ソーシャルメディア文章術 126ページ
コミュニケーションの媒体はネットですが、利用しているのは「人」です。
SNSでうまくいっていない人は、自分から積極的に「いいね」やコメント、フォローをしていないというデータもあります。
SNSで結果が欲しいのであれば、積極的に人と絡んでみましょう!
「いいね」=「読んだよ!そうだね!」くらいの気持ちでいいみたいです。
そのことを知っておくと、SNSのハードルが少し下がる気がします。
最近は、朝活の報告をTwitterでよくしています。
たまに「いいね」をしてくれる人がいるので、その人と交流してみようかと思いました。
ネットの世界は「3秒ルール」
タイムラインに次々と投稿が流れていきます。
その中で自分の投稿を見てもらうには、パッと見で価値がありそうだと思ってもらう必要があります。
SNSで価値がある内容とは
- 面白い話
- 役に立つ情報
- 最新の情報
価値がある情報なら絶対に読んでもらえるとは限りません。
めちゃくちゃ役に立って面白い情報が書いてあったとしても、文章の最後に書かれていたら読んでもらえないからです。
SNSの文章で押さえること
- 伝えたいことを最初に書く
- 短くシンプルに書く
- 読みたくなる文章を書く
SNSの文章で押さえるポイントを知っておくと、今までよりも反応が良くなるかもしれません。
私も試行錯誤中ですが、色々試していこうと思っています。
自己開示をする
ネット上のコンテンツで大切なことは「自己開示」です。
人は「自己開示」をしてくれた相手に対して、心を開く傾向があります。つまり、自分の心の扉を開くことで、相手の心の扉も開かれるのです。
ソーシャルメディア文章術 75ページ
これは「ネット上に個人情報を投稿しろ!」という意味ではありません。
「あなたという人物が伝わるようなコンテンツを発信しろ!」ということです。
あなたの個性を出す方法
- その映画を見て、あなたはどう感じたのか?
- その本を読んで、何が印象に残ったのか?
- あなたは何が好きで、どんなことが嫌いなのか?
同じ映画を見ても、見た人によって感じ方は異なります。
生まれ育った環境、性別、年齢、積み重ねてきた経験、立場などで見方や感じ方が異なるからです。
せっかく情報を発信するなら、あなたの個性や考えが詰まった内容を心がけること。
続けていれば、きっとあなたのことを興味を持ってくれる人は現れます。
逆に、当たり障りのないコンテンツを作り続けても、惹かれるものはありません。
多少の人に嫌われていいから、自分のコンテンツが好きな人のために書く。
そんなブログにします。
ソーシャルメディア文章術の感想・まとめ
今回は『樺沢紫苑(著)ソーシャルメディア文章術』の書評をまとめました。
今回紹介した内容をおさらいしましょう。
SNS運用で絶対に押さえるポイント
- 人々がSNSを利用する目的は「交流」
- ネットの世界は「3秒ルール」
- 自己開示をする
「SNSでの文章術」というよりも「ネット上での正しいコミュニケーションのやり方」について書かれている印象でした。
SNSは現代で必須のコミュニケーションツールだと思います。
でも、金儲けを目的に使っていると、うまくいかないかもしれません。
現に私がそうでした。
SNSで人々が求めていることは「交流」です。
ブログのための宣伝ではなく、もっとSNSを楽しんでみようと思います。
樺沢紫苑さんの書籍をまとめました
樺沢紫苑さんの書籍は学びが多いので、これまで5冊以上は読んできました。
これまで読んできた樺沢紫苑さんの書籍をまとめたので、興味があれば覗いてみてください。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!