朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
もっと仕事の作業効率を上げて、さっさと帰りたい!
私はいつもそんなことを考えています。
作業効率を上げるための方法は、世の中にたくさんあります。
作業効率を上げる方法
- 時間術
- プログラミング
- 整理整頓術
しかし、これらのテクニックは作業効率を上げるための枝葉でしかありません。
もっと根本的に作業効率を上げるためには「健康な体作り」が必要になります。
「睡眠不足」「運動不足」な体では、能力を最大限発揮することは難しいです。
今回紹介する『樺沢紫苑(著)ブレインメンタル強化大全』は健康に関する情報が分かりやすくまとめられています。
樺沢紫苑さんが『ブレインメンタル強化大全』を書かれた目的を引用します。
本書の目的は2つです。
「脳のパフォーマンスを高め、より仕事や勉強ができるようになる」ということ。
もうひとつは「身体疾患とメンタル疾患を予防し、病気にかかることなく長生きする」ということです。
樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全 003ページ
「健康な体」を作ることが、仕事のパフォーマンスを上げるための近道です。
全ての内容を紹介したいのですが、今回は「健康のためにやってはいけない習慣」を3つピックアップして紹介します。
健康のためにやってはいけない習慣
- 休日の寝だめ
- 座りっぱなしの作業
- ストレス発散に悪口を言う
この記事を読むことで、健康に関して最低限、気を付けるポイントが学ぶことができます。
健康な体を作って能力を最大限発揮し、仕事をさっさと終わらして自分の好きなことをする時間を増やしましょう!
著者の樺沢紫苑さんについて
著者の樺沢紫苑さんは、精神科医として働きながら、様々な活動を行っています。
樺沢紫苑さんの活動の一部
- YouTube 毎日更新 5年
- 毎日3時間以上の執筆 11年
- 年2~3冊の出版 10年
圧倒的なパフォーマンスの高さが分かると思います。
これまでも、仕事の効率を上げるための書籍を何冊も書かれています。
仕事の効率を上げるための書籍
- アウトプット大全
- インプット大全
- 神・時間術
しかし、根本的に仕事の効率を上げたいのであれば、テクニックよりも大切なことがあると著者の樺沢紫苑さんは教えてくれます。
生活習慣を改善して、活動の土台となる「健康な体」を作ることです。
睡眠不足、運動不足など、乱れた生活習慣の人は、本来持っている能力の半分も発揮できていないでしょう。
あなたが、仕事の質と量を、今の2倍にできたら、どうなりますか?それは、圧倒的な仕事力のアップにつながります。
樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全 015ページ
圧倒的な仕事量をこなす樺沢紫苑さんに、「健康な体を作るために何をしたらいいのか?」を教わりましょう。
『ブレインメンタル強化大全』の概要
『ブレインメンタル強化大全』の目次
- 序 基礎知識
- CHAPTER1 睡眠
- CHAPTER2 運動
- CHAPTER3 朝散歩
- CHAPTER4 生活習慣
- CHAPTER5 休息
健康にいい習慣を身に着けるために、「睡眠」「運動」「ストレス解消」を意識することが大切になってきます。
『ブレインメンタル強化大全』で学べること
- 睡眠の重要さ
- どんな睡眠をしたらいいの?
- 運動の必要性
- どれくらい運動したらいいの?
- 正しい休息のやり方
- いいストレス解消は何?
これら疑問について学ぶことができます。
俺は仕事の効率を上げたいんだ!
健康なんて興味がない!
そんな風に思う人もいるかもしれません。
「健康」と「仕事の効率」は一見、無関係に感じます。
遠回りに感じますが、自分の能力を最大限発揮するためには「健康な体」は不可欠です。
『ブレインメンタル強化大全』の概要は以上です。
次に『ブレインメンタル強化大全』の内容を一部、紹介しようと思います。
今回ピックアップしたのは「健康のためにやってはいけない習慣」です。
「健康にいい」「ストレス発散になる」と思っている習慣でも、勘違いして理解しているケースが多いです。
「健康のためにやってはいけない習慣」の理由と対策について見ていきましょう。
健康のためにやってはいけない習慣
「健康のためにやってはいけない習慣」は以下の3つです。
健康のためにやってはいけない習慣
- 休日の寝だめ
- 座りっぱなしの作業
- ストレス発散に悪口を言う
それでは、1つずつ解説していきます。
休日の寝だめ
平日は6時に起きて、休日は12時まで寝ている。
学生時代の私はそんな生活を送っていました。
月曜日の朝が死ぬほどつらかったことを覚えています。
なぜ休日はお昼まで寝てしまうのか?
それは、普段の睡眠時間が足りていないからです。
最適な睡眠時間は、個人差はありますが、7~8時間程度と言われています。
普段6時間しか寝ていない人は、毎日1~2時間の寝不足ということです。
寝不足を補うために、休日はお昼まで寝てしまうのです。
休日に睡眠時間を補っているだよ!
それでも別にいいじゃないか!
と思っている人に、知ってほしいことがあります。
それは、起きる時間が固定されていないと、体内時計がくるってしまうということです。
社会的時差ボケ(ソーシャル・ジェットラグ)という言葉を聞いたことはありませんか?
実際、月曜日の朝、「起きるのがつらい」という人は、「今週も1週間、仕事するのか・・・」という心理的原因でつらくなっているように思うでしょうが、それ以上に「体内時計のずれ」という生物学的理由によって、「朝のつらさ」が起きているのです。
樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全 062ページ
「月曜の朝は起きるのがつらい」という状況は、自分自身で作り出しているのです。
このことから、睡眠で意識することは以下の3つです。
睡眠で意識すること
- 毎日、最低7時間は寝る
- 起きる時間は固定する
- 質の高い睡眠ができる環境を作る
体内時計を狂わせないことが、健康な体つくりには必要です。
私は、この3つを意識することで月曜の朝がつらさは軽減しました。
朝4時に起きて本を読む書評ブロガーとして自信をもってオススメできます!
早起きのコツについて記事を書いたので、興味があれば見てください。
座りっぱなしの作業
現代人は、意識しないと座りっぱなしの生活を送っていることが多いのではないでしょうか?
座りっぱなしな私の日常
- 本業のデスクワーク
- 副業のブログ作業
- 長時間の読書
なぜ座りっぱなしの生活が健康に悪いのか?
その理由は、血液の循環が悪くなり生活習慣病のリスクが高くなるからです。
30分座り続けると、血流速度は70%も低下します。いわゆる血液「ドロドロ」状態となり、血管が詰まりやすくなり、高血圧や動脈硬化が進行し、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞のリスクが高まります。
樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全 126ページ
「1時間座り続けると、余命が22分縮む」とも書かれています。
このままの生活を送り続けると、早死にしてしまうみたいです( ;∀;)
座りっぱなしの生活をならないように対策が必要です。
座りっぱなしの対策
- こまめに席を立つ
- 立って作業をする
- 散歩をする
もちろん、作業に集中している間は無理に席を立つ必要はありません。
作業がひと段落したら、トイレに行ったり、飲み物を取りに行ったりなど、こまめに席を立つようにしましょう。
立ちながらでもできる仕事はありますよね。
考え事をしたり、アイディアをまとめたりすることは、歩きながらでもできます。
むしろ、歩きながらの方がいいアイディアが生まれます。
Appleの創業者 スティーブ・ジョブスは「歩きミーティング」を行っていたそうです。
血流がよくなると心拍数が上がり、気分が高揚します。
気持ちが前向きだといいアイディアも出やすいみたいです。
樺沢紫苑さんも「散歩」を推奨しているので、成功者たちの教えはどんどん真似してみようと思います。
ストレス発散に悪口を言う
飲み会の席で、ストレス発散に悪口を言っていませんか?
一時的なストレス解消になりますが、あまり健康にいい習慣とは言えません。
多くの人は、悪口は「ストレス発散になる」と思っていますが、まったく逆です。悪口は、ストレスを増やします。あなたの脳を傷つけ、寿命を縮めているのです。
・・・
人の悪口などをいった場合、脳のストレス系への情報伝達の過程で、「誰が~」という認識ができない。なので、脳はそれを自分自身を悪く言っていると判断してしまいます。
樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全 244ページ
脳はあまり賢くなく、他人に対しての悪口でも「自分が悪口を言われた( ;∀;)」と脳は勘違いするそうです。
お酒が入った状態で悪口をいうことは、共通の話題もできて盛り上がると思います。
しかし、悪口を「言う」のも「聞く」のも、健康にはよくないです。
悪口が多い人は個人的にあまり好きではありません。
一緒にいて気分がよくないです。
これからは自分から悪口を言わないのはもちろん、他人に対しても「この人は悪口を言う人なんだな」と距離を取るようにしましょう。
『ブレインメンタル強化大全』の感想・まとめ
今回は『樺沢紫苑(著) ブレインメンタル強化大全』の書評をまとめました。
今回紹介した内容をおさらいします。
健康のためにやってはいけない習慣
- 休日の寝だめ
- 座りっぱなしの作業
- ストレス発散に悪口を言う
仕事の効率を上げるための近道は、健康になること!
「病気にならない程度の健康」では足りません。
高いパフォーマンスを発揮できる絶好調な健康状態を維持することが大切だと学ぶことができました。
圧倒的なアウトプットをしている著者の樺沢紫苑さんがいうのですから説得力があります。
今回は「健康のためにやってはいけない習慣」のみの紹介でしたが、他にも様々な健康になるためのテクニックが書かれています。
この記事を読んで『ブレインメンタル強化大全』に興味が湧いたら読んでみてください。
高いパフォーマンスを引き出すためのヒントが見つかるはずです。
『ブレインメンタル強化大全』の魅力が少しでも伝わればいいなと思います。
樺沢紫苑さんの書籍をまとめました
樺沢紫苑さんの書籍は学びが多いので、これまで5冊以上は読んできました。
これまで読んできた樺沢紫苑さんの書籍をまとめたので、興味があれば覗いてみてください。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!