14週間(3か月と2週間)、語学学校で英語のレッスンを受け、今週で無事に卒業することができました。
この記事では、約3か月で最終的な英語力はどう変わったのかについてまとめようかと思います。
英語ができるようになった自信はありませんでした
数字で見る英語力の変化について
月に1回、ProgressTest(進捗テスト)を受けさせられ、自分の英語力を知ることができます。
ESLコースを8週間、IELTSコースを6週間受講した結果、英語力の変化は以下になります。
Readingが4Mまで伸び、Intermediate(中級)のレベルに到達しました。
- 知っている英単語の増加して正確に読めるようになってきた
- 英語を読むことに対して慣れてきた
- 以前よりも読むスピードが速くなった
などの要因が考えられそうです。
この結果に関しては、素直に自分をほめてもいいと思います。
ただ、Listeningに関しては全然伸びなくて、結果を受け取った時は少し泣きそうになりました。
IELTSコースが始まってからは毎週土曜日に強制的に模擬試験を受けさせられた。
以下の写真がIELTS模擬試験の結果になります。
青文字がターゲットスコア(ST)、黒文字が合格、赤文字が不合格を意味します。
ちなみにIELTSの満点はスコア9、スコア7で海外大学入学に必要なスコアの目安になります。
見てわかる通り、Listeningが大きく足を引っ張っています。
3か月語学学校に通っても何言ってるのかわからん
感覚的な英語力の変化について
語学学校で3か月過ごして感覚的な英語力の変化は以下になります。
- 簡単な言いたいことは言えるようになった
- レベルが同等かそれ以下の人の言葉は理解できるようになった
- 自分の意見を知っている単語の範囲で書けるようになった
各技能の変化について感想をまとめます。
スピーキング
スピーキングに関しては、生活に困らない程度は話せるようになった気がします。
- 店員に質問する
- クリニックで病状について説明する
細かい説明や複雑な会話はできず、身振り手振りを含めて自分の意思を伝えられる感じです。
他に成長を感じたことは、英会話で聞き取れなかった時の対処法を覚えた点です。
- 何て言った?
- もう1回言ってくれる?
- ここまではわかったけど、あとはよくわからなかったよ
などの表現ができるようになったおかげで、会話中に沈黙する頻度は少なくなった気がします。
初期の頃は、一生懸命相手が言っていることを理解しようと一人で考えていました。
日本語でも急に話しかけられると理解できないのと同じように、英語もわからなかったら聞き直せばいいと思えるようになりました。
少し会話はまともになった気がする
リスニング
リスニングに関しては全然自信が持てませんでした。
もちろん自分と同等か以下のスキルの会話であれば理解できます。
ただ、IELTSのリスニング問題が聞き取れないのは仕方ないとしても、IELTSのクラスメイトの会話、先生の話が聞き取れないのは自信が持てない大きな理由だと思います。
- ゆっくり話してもらう
- 簡単な表現にしてもらう
- 書いてもらう
相手が言っていることが理解できないのは恥ずかしかったし、申し訳ないし、会話すること自体が億劫になってきました。
リスニングの練習として、音読やオーバーラッピングを日々頑張っているつもりなのです。
まだ効果が出ないのか、やり方が間違っているのか。
リスニングはどうしたら伸びるのだろう…
ライティング
ESLコースにはライティングのレッスンがなかったので、IELTSコース1か月の変化について説明します。
もちろんこれまで英語で文章を書いた経験はなく、最初は戸惑いました。
最初のレッスンでは、とりあえず話し言葉でいいから思いつくまま文字を書きなぐった感じです。
これまでの人生で小論文を書いてこなかったので、小論文の書き方やアイディアを出し方を学ぶところからのスタートでしたが、ひとまずは最後まで書ききれるようになりました。
スペルミス、動詞の単数形、複数形、時制のミスは多々ありますが、自分の意見を自分の知っている単語の範囲で書けるようになってきた感じです。
日本語でいくらいい文章が書けても、それを英語の変換できなければ意味ないので、表現方法や英単語を増やす必要がありそうです。
使える表現を地道に増やしていきます
リーディング
リーディングは自信がついたような、ついてないような感じです。
IELTSのリーディング問題はもちろんリスニングのスクリプトを確認しても知らない単語が多くて読めないし、自信がないです。
ですが、ProgressTestの結果はIntermediate(中級)だったので全く読めないわけでもない。
学校のお知らせ等がたまに掲示板に張られるのですが、それは理解できます。
ESLコースで使っていた教科書のたまに知らない単語や表現はありましたが、そこまで苦労しなかった気がします。
なので文法はある程度身についている気がするので、知っている英単語を増やしていく段階何だろうと思っています。
地道に知っている範囲を増やしていくしかないのかも
英語力とコミュニケーションについて
リーディングが伸びて、スピーキングやリスニングが伸びない理由の一つはコミュニケーション能力が低いからなのかなとある友人を見て思いました。
彼の英語力はお世辞にも上手だとは思えませんが、国籍、生徒、先生を問わずたくさんの友達がいます。
喜怒哀楽が激しく誰に対してもフレンドリーな彼は、知っている範囲の単語で説明して大げさなジェスチャーで表現して皆を楽しませていました。
文法もめちゃくちゃですが、何を伝えたいのかみんな理解できています。
正直に凄いと思っていたし、羨ましいとも思っていました。
英語ができるできないは、人間関係においてあんまり関係ないのではないかとすら思っています。
私の場合、そもそも日本語ですらコミュニケーションをとるのが苦手です。
基本的に質問されたら自分の意見を言えるけど、自分から話をふるのが日本語でも苦手でした。
興味があることだったら聞けるけど、他に何を話したらいいかわからないコミュ障です。
聞き取れない、言いたいことも上手に言えない英語環境では、なおさらしゃべるのが億劫でした。
1対1であればまだ大丈夫なのですが、グループや大人数の前では恥ずかしくて発言できませんでした。
日本語だったらまともに議論できただろうと思えるのに、英語だと話にすら入れないのが悔しいです。
かといって、彼の真似をしてノリで会話できるかと言われると難しい気がします。
ただ、もう少しだけ勇気をもって他者と関わるようにしなければ、英語の上達もいい人間関係の構築も難しいだろうなと痛感しています。
英語以前の問題だったかもしれない
【まとめ】英語だけでなく人としての自信を失った
今回は語学留学14週目の感想をまとめました。
3か月語学学校に通っても、英語ができるようになった自信はありません。
そして仕事ばかりしていて気づかないふりをしていたけれど、人との付き合い方は難しいなと感じています。
仕事は目的がはっきりしているから、それを解決すればいいからわかりやすかった気がしています。
もちろんセブでの生活は楽しかったし、友人たちと色んな所に食事に行ったり旅行したりはしました。
けど、一人の方が楽だし、誰とでも仲良くなれないないのは人間力が低いのかなとも思っています。
そんな前半3か月の語学留学でした。
セブのマクタン島に1週間滞在した後、バギオの語学学校に向かう予定です。
もう少し英語力とコミュ力が改善できればいいなと思っています。
最後まで読んでくれてありがとう
フィリピン語学留学体験記のまとめ記事
2022年10月~2023年4月までのフィリピン語学留学体験記のまとめ記事を作成しました。
毎週末、感想や出来事について記録しているので興味があればのぞいてみてください。