投資とは失敗してもいいと思えるほど好きなことに対して、時間、お金、労力をかける行為【書評】藤野 英人(著) 投資家みたいに生きろ

朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。

「老後資金2,000万円問題」が話題になってから、「投資」という単語をよく耳にするようになりました。

よーじ
よーじ

まずは「つみたてNISA」や「iDeCo」で投資でも始めてみようかな!

このように考えている人は多いと思います。

そもそも「投資」とはなんでしょうか?

今回紹介する『藤野 英人(著) 投資家みたいに生きろ』にはこのように書かれています。

投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為

投資家みたいに生きろ 41 ページより引用

お金を増やす行為は、投資の一部でしかありません。

これから投資をしようと考えている人は、もっと広い意味での「投資」について知ってからでも遅くはないと思います。

この記事では『投資家みたいに生きる』から学んだことを紹介します。

『投資家みたいに生きろ』から学んだこと

  • そもそも「投資」とは
  • 「投資」のエネルギーについて
  • 私の投資活動

私は「投資」「投資家」を以下のように解釈しました。

投資とは、失敗してもいいと思えるほど好きなことに対して、時間、お金、労力をかける行為。

投資家とは、人事を尽くして天命を待つ人。

1つずつ説明していきます。

そもそも「投資」とは

先ほども紹介しましたが、『投資家みたいに生きろ』では以下のように「投資」について書かれています。

投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為

投資家みたいに生きろ 41 ページより引用

「エネルギー」とは具体的に何を表しているのでしょうか?

「投資」のエネルギーについて

「投資」のエネルギーとは?

  • 主体性 (やりたいことは?)
  • 時間  (何に時間を使うの?)
  • お金  (なぜお金を使ったの?)
  • 決断  (好きなことを選ぶ)
  • 運   (謙虚な気持ち)

「投資のエネルギー」は5つの要素の掛け算で成り立っています。

1つずつ、エネルギーの中身を説明していきます。

主体性 (やりたいことは?)

投資はやらなくても生きていけます。

あえてリスクを取って投資をするということは、叶えたい夢や理想の生活があるのだと思います。

自分のやりたいことを明確にしておくことが大切です。

「10億円の宝くじが当たったらどんな生活がしたいか?」という質問にあなたはどんな回答をしますか?

貯金はダメです、それは思考停止です。

10億円の宝くじが当たったらどんな生活がしたいか?

  • 何時に起き、何時に寝るのか?
  • 朝昼夜、何を食べるのか?
  • 何をして過ごすのか?
  • 誰と過ごすのか?
  • どんな環境で過ごすのか?

自分の理想の生活が思い浮かんだら、今からでもできる範囲でやってみてください。

私は休日や長期休暇などの時間があるときに、自分の理想の生活を実際にやっています。

全ての理想をかなえることは難しいですが、できる範囲でもいいのでやってみると、イメージを現実に近づけることができます。

理想の生活には多くのお金は必要ではないのかもしれない?

そんな風に最近は考えるようになりました。

時間 (何に時間を使うの?)

お金持ちであっても貧乏人であっても時間は平等で1日24時間です。

自分が何に時間を使っているのか?

自分の理想の生活はどんなタイムスケジュールなのか?

「現在」と「理想」の時間の使い方を比べてみてください。

理想の生活に近づけるために、今は何をすればいいのかわかってきます。

お金 (なぜお金を使ったの?)

投資はなんとなくでは勝てません。

株式投資でも、投資信託でも、利益が上がると考えたからお金を投資するはずです。

なぜその投資商品を買ったのか明確な説明ができるのか?

このことが大切になってきます。

「なぜ買ったのか?」は日常生活でも訓練することができます。

「なぜ買ったのか?」の訓練

  • コンビニのおやつ
  • 使っていない月額サービス
  • 不要な保険料

なんとなく良さそうだから買う。

人から聞いていいらしいから買う。

これではお金は増えるどころか、減る一方です。

このお金を使うことで得られるリターンはどれくらいなのか?

この商品にお金を払う価値はあるのか?

普段からこのようなことを意識しておくと、実際に投資をするときの判断基準になります。

決断 (好きなことを選ぶ)

投資家は決断の連続です。

投資家の決断

  • どの銘柄を買うのか?
  • いつ買うのか?
  • いくら買うのか?
  • いつ売るのか?
  • 保有し続けるのか?

他にも様々な決断が必要になってきます。

「なんとなく」では決断力にかけてしまいます。

著者の藤野 英人さんは企業投資家ですが、最終的な判断は「気持ち」だそうです。

もちろん、財務状況や企業訪問で得た情報、今後の情勢など様々なことを考えて判断されていると思います。

ただ、最終的には好きか嫌いかで判断するそうです。

いくら業績がよくても、自分が嫌いなものを信じてお金を投資することは難しいです。

自分が好きだと思うこと、仮に失敗してもいいと思えることに、時間、お金、労力を投資しようと思いました。

運 (謙虚な気持ち)

「運がいい」と考えることは大切です。

投資をすると、成功も失敗も経験します。

成功して傲慢になれば誤った判断をしてしまいます。

失敗して落ち込んでいると視野を狭めます。

投資家で必要なことは、成功でおごらず、失敗で必要以上に落ち込まないことだと学びました。

今できる最善の選択を淡々と続けることができる人がいい投資家です。

普段の生活から「運がいい」と考え、謙虚な気持ちでいる訓練をします。

私の投資活動

最後に私が行っている投資について書こうと思います。

「お金を増やす投資」も行っていますが、ブログにも力を入れています。

書評ブログを行う理由は以下の3つです。

書評ブログをする理由

  • 新しい価値観を知ることが好き
  • 要約力、ライティングスキルの向上
  • 理想の生活の一部だから

本を読むことは好きだし、本を読んだ感想や考えをまとめることも好きです。

お金、時間、労力をかける価値があると感じています。

今後も自分の理想の生活に近づけるように、今できることを淡々とこなしていこうと思います。

まとめ~投資家とは人事を尽くして天命が待てる人~

今回は『藤野 英人(著) 投資家みたいに生きろ』の書評をまとめました。

今回紹介した内容をおさらいします。

投資とはエネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為

投資家みたいに生きろ 41 ページより引用

「投資」のエネルギーとは?

  • 主体性 (やりたいことは?)
  • 時間  (何に時間を使うの?)
  • お金  (なぜお金を使ったの?)
  • 決断  (好きなことを選ぶ)
  • 運   (謙虚な気持ち)

投資とは「信じて託すこと」だとまとめられています。

「信じる」と「期待する」は似ているようで違います。

「あなたを信じる」は、成功を喜び、失敗を共に悲しみます。

あなたの成功も失敗も共に受け入れてくれます。

「あなたに期待する」は、成功を期待され、失敗すると期待を裏切られたと感じます

投資とは「信じて託すこと」です。

『投資家みたいに生きろ』とは、失敗してもいいと思えるくらい好きなことに、お金と時間と労力を投資をしなさい。

そして、今できることを着実にこなし、結果は天に任せる。

人事を尽くして天命を待てる人が投資家だということを学びました。

今後も今できること、やりたいことに時間とお金を使っていこうと思います。

以上、よーじ(@4ji_memo)でした!

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