朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
副業に挑戦しているけど、税金のことが気になる・・・
と思ったので、素人でも理解できる税金に関する書籍を探してみました。
今回紹介するのは『大河内 薫(著) お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』です。
発行部数14万部(2021年1月時点)を突破した税金に関する本で最も売れている書籍です。
巷では『フリーランス税本』の愛称で親しまれているので、このサイトでもそう呼ばせていただきます。
この記事で分かること
- 著者 大河内 薫さんについて
- 『フリーランス税本』の概要
- 『フリーランス税本』から学んだこと
『フリーランス税本』を読むことで、「税金はよくわからないから怖い」という感情はなくなると思います。
それでは1つずつ見ていきましょう。
著者 大河内 薫さんについて
芸術学部卒という税理士として移植の経歴を満ち、芸能・芸術/クリエイターに特化した税理士事務所を経営。また、最新メディアやSNSでの発信を得意とし、税理士としては日本最大級のYouTube「税金チャンネル」運営(登録者20万人超)。
『フリーランス税本』 奥付より引用
大河内 薫さんの肩書
- 税理士
- 株式会社ArtBiz代表取締役
- YouTuber
YouTubeで税金に関するコンテンツの配信もされています。
税金のことをわかりやすく教えてくれるので、私もよく見ています。
特に好きな動画は『【やらなきゃ損!】税理士が選ぶ節税ランキングベスト10!【個人の税金 2020年版】』です。
「これだけは押さえておこう!」という節税がまとめられています。
著者の大河内 薫さんの紹介は以上です。
それでは『フリーランス税本』の概要について説明します。
『フリーランス税本』の概要
『フリーランス税本』の内訳は、マンガとコラムの2つで構成されています。
マンガはギャグ調でぶっちゃけた話も書かれており、わかりやすくおもしろかったです。
コラム「大河内先生のやさしい税金講座」ではタメになる話が多く、今後の参考にしようと思いました。
特に以下の3つのコラムは興味関心を引かれました。
コラム「大河内先生のやさしい税金講座」の一部
- フリーランスになる!と決めたら、まず何をすべき?
- ぶっちゃけどこまで?経費あれこれ物申す!
- 青色申告の会計ソフトって、どれを選べばいいの?
『フリーランス税本』を読むことで、あらかたの税金に関する不安は消えると思います。
もちろん、細かい内容まで全て書かれているわけではなりません。
でも「なんとなく税金って怖い」という感情はなくなると思います。
『フリーランス税本』の概要については以上です。
次に、私が『フリーランス税本』から学んだことを紹介します。
『フリーランス税本』から学んだこと
私が『フリーランス税本』から学んだことは以下の3つです。
『フリーランス税本』から学んだこと
- 税務調査は確定申告の答え合わせ
- 経費は「自分の仕事」に関連する出費
- 経費の申告でのペナルティについて
「経費」「確定申告」「税務調査」って言葉だけで恐怖を感じていました。
『フリーランス税本』を読んでいると「そういうことだったのね!」と理解することができたので、税金に対しての恐怖は薄れます。
1つずつ見ていきましょう。
税務調査は確定申告の答え合わせ
確定申告で行うことを簡単に書くと以下になります。
確定申告ですること
- 今年はこれだけ売り上げがあったよ
- これだけ経費で使ったよ
- 残ったお金はこれくらいだよ
これを難しそうな書類にまとめて、毎年3月に提出します。
確定申告を提出した時点では、内容が正しいかどうかはわかりません。
一旦、税務署が確定申告を受け取ってくれるだけです。
確定申告の答え合わせをするために「税務調査」が行われます。
脱税や申告漏れなど、悪いことをしたから来るわけではないみたいです。
税務調査のときに、収入の内訳、経費の理由を証明する領収書などをまとめておき、ちゃんと説明することができれば問題ないそうです。
税務調査の頻度
- 法人の場合、4~5年に1回
- 個人に来る確率は1~2%
個人に来る確率は低いですが、0%ではありません。
証明できる準備はしておこうと思いました。
経費は「自分の仕事」に関連する出費
経費って何でもかんでも経費でいいの?
そんな疑問がありました。
経費の考え方
- 仕事に関係あるか?
- 世間の常識の範囲か?
「これは仕事で使ったので経費です!」と説明ができて、税務署の人が納得させられることが大事になります。
経費にしてもいいのか判断が難しいのであれば、とりあえず申請してもいいので?
と大河内さんは教えてくれます。
もちろん、常識の範囲内であることが前提ですが。
大事なのは「きちんとその経費の理由を説明できるか」だということを学びました。
経費の申告でのペナルティについて
確定申告に間違いがあったら、どうなるんだろう?
完璧に確定申告を作成する自信はないよ・・・
そのような疑問に関しても『フリーランス税本』には書かれてありました。
税金の主なペナルティ
- 延滞税
- 加算税
「延滞税」は決められた納付期限までに税金を納めなかった時に発生します。
「税金を納付するのを忘れた」というケースはもちろんですが、
税務調査で「これは経費で落とせません」となった時も延滞税は発生します。
延滞税の計算方法も記載されていますが、それほどでもないんだなと感じました。
「加算税」は脱税に対する罰金です。
脱税行為は刑事告発される可能性もあるので、絶対にしてはいけません。
まとめ~確定申告が自由への第一歩~
今回は『大河内薫(著)大河内 薫(著) お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』の書評をまとめました。
今回紹介した内容をおさらいします。
『フリーランス税本』から学んだこと
- 税務調査は確定申告の答え合わせ
- 経費は「自分の仕事」に関連する出費
- 経費の申告でのペナルティについて
コラムにも書かれてありますが「自信をもって説明できる経費」であれば確定申告した方がいいとのことです。
ダメだった場合でも、延滞税が多少かかるだけです。
ダメもとで経費の申告をして「通れば儲けもん」という考え方でいいのだと学びました。
『フリーランス税本』のおかげで、税金に対する大きな不安が取り除かれたような気がします。
2021年は副業に関しての確定申告をやってみようかと思います。
稼ぐ力はもちろん、税金をコントロール能力も身に着けれるようやってみます。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!