バックパッカー・ライター 沢木耕太郎さんのオススメ書籍をまとめた

旅人のバイブル『深夜特急』の著者、沢木耕太郎さんのオススメの書籍をまとめました。

旅をしてみたくて色んな人のブログを読んできましたが、必ずといっていいほど旅人のオススメの本として『深夜特急』が書かれています。

実際に読んでみて、旅に出たい気持ちはさらに増しました。

『深夜特急』シリーズ以外にも、旅に関する書籍を読んで感想をまとめたので紹介していこうと思います。

よーじ
よーじ

気になる本があれば、ぜひ読んでみてください。

沢木耕太郎のプロフィール

新潮社の著者プロフィールから沢木耕太郎の経歴を引用しました。

1947年東京生れ。横浜国立大学経済学部卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞。その後も『深夜特急』や『檀』など今も読み継がれる名作を次々に発表し、2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞している。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。その他にも『旅する力』『あなたがいる場所』『流星ひとつ』「沢木耕太郎ノンフィクション」シリーズ(全九巻)などがある。2018年『銀河を渡る 全エッセイ』『作家との遭遇 全作家論』、2020年初めての国内旅エッセイ集『旅のつばくろ』、全四巻となる「沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉」を刊行。最新刊は2022年6月、『飛び立つ季節―旅のつばくろ―』。

新潮社 著者プロフィールより引用

2020年6月に発売されたエッセイ集『飛び立つ季節-旅のつばくろ-』発売のインタビュー記事を見つけた。

『飛び立つ季節-旅のつばくろ-』は、海外をバックパッカーとして旅してきた沢木耕太郎さんが、日本国内を旅したエピソードをまとめた本になる。

70代になることにも驚いたとともに、深夜特急を読んだときに感じた自由を愛している、どんな状況でも面白がっている様子が伝わってきて嬉しくなった。

よーじ
よーじ

沢木さんの人柄が伝わってくるインタビュー記事でした

深夜特急1 -香港・マカオ-

イギリスのロンドンで電報を友人に送ることを最終目的とした長い旅が始まりました。

旅の始まりの土地は香港。

異国の地は見るもの、聞こえる言葉が新しく、著者の興奮が伝わってきます。

最初は言葉が通じなくて翻弄されていますが、ジェスチャーや筆談でコミュニケーションがとれることを知り、旅の自信がついてきて旅の楽しみ方を学んでいるのがわかります。

私も旅に出たいと思わせてくれる1冊です。

深夜特急2 -マレー半島・シンガポール-

マレー半島、シンガポールでの観光中のお話です。

マレー半島やシンガポールでの生活も楽しいが、どこか物足りなさを感じている。

香港での刺激的な体験が忘れられず、異国の地を訪れても香港のような場所を探してさまよっている。

旅に慣れてきて刺激が少なくなってきているのが伝わってきます。

深夜特急3 -インド・ネパール-

インドに到着して早々に強烈な洗礼を受ける。

物乞いに足を掴まれたり、10歳に満たない娼婦の奇妙な姿に困惑したり、食事に群がるハエの量だったり。

そんな環境でも人は慣れて、生活を面白がっている著者がいた。

インドでは孤児、病気、死が身近にあり、嫌でも目に入る。

自分だったらどんな反応をするだろうと色々と考えさせられる一冊だった。

深夜特急4 -シルクロード-

インドでの生活に慣れて自堕落な生活を送るが、このままではダメになると旅を進めた。

物語はパキスタン、アフガニスタン、イラン、などの中東の話がメインとなる。

イスラム教の断食月「ラマダン」に巻き込まれ、宗教を信仰する人々の習慣を体験していたり、長距離バスでの移動速度が速すぎたり、対向車とチキンレースをしたりと何度も危機に遭っている。

ヨーロッパに近づくにつれて、物価や文化が徐々に変わっていく様子が伝わってくる。

バスでの旅の魅力と苦悩がわかる一冊だった。

深夜特急5 -トルコ・ギリシャ・地中海-

長いこと旅をして、最初の頃のような興奮はなくなってきている。

旅も終盤に差し掛かり、旅の終わりを意識する描写が多くなってきた。

そして、これまでの旅を振り返るようにもなってきた。

旅人が変わったのか、旅自体が変わったのか。

もう旅を始めたころのような興奮は手に入らない。

「大人になってしまったという感情」が、少し哀愁を感じさせた。

深夜特急6 -南ヨーロッパ・ロンドン-

イタリアに到着し、最終目的地のイギリスのロンドンまであと少し。

「このまま旅を終えてもいいのだろうか?」という思いが著者を迷わせた。

「ここではない」と旅の落とし所を探し求めてイベリア半島の端っこまで旅をし、旅を終えてもいいかと思える経験をする。

一人旅は自由に始められる反面、終えるのも自由だ。

自由であるがゆえに、旅をどう締めくくるのかに悩まさせている描写が多かった。

多くの人が旅を始まりを意識することはあると思う。

ただ、旅の終わりを意識することは、本当に旅に出た人にしかわからない苦悩なのだろうと思えた。

旅する力 深夜特急ノート

『深夜特急』を書き終え、色んな人から旅に関する質問をされた著者。

質問された内容を通じてこれまでの旅を振り返り、一冊の本にまとめられたのが『旅する力 深夜特急ノート』です。

これから旅に出たい人にとって、オススメの一冊だと思います。

また、ロンドンで物語を閉じた『深夜特急』の後の物語についても書かれています。

『深夜特急』の続きが気になる方にもオススメです。

旅の窓

『旅の窓』は、旅の途中で撮った写真とともに著者のメッセージが掲載されています。

写真を撮るという行為は、何かしらいいと思ったから、琴線に触れたからという写真を撮るための動機が存在します。

著者の沢木耕太郎さんが、旅で何を見て、どんな思いで写真を撮ったかがまとめられており、どんな人柄なのか伝わってきました。

個人的にも、旅先で撮った写真にメッセージを添えてみるのは思い出になるしいいなと思わされた一冊でした。

旅のつばくろ

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