朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
『ティモシー・フェリス(著)「週4時間」だけ働く。』を読みました。
読む前のイメージは「高配当株や不動産を買って、生活コストを下げて週4時間だけ働ける環境を作ろう( *´艸`)」とかだと思っていました。
南の島でハンモックで揺られ、のんびりした表紙のイラストが私にそう思わせたのでしょう。
内容は全然違って、短時間で集中して結果を出すためのテクニックや考え方がまとめられた本でした。
内容がぎっしり詰まっている反面、ページ数が600ページもあります。
ちょっとした辞書くらいの厚みがありますねw
「こんな分厚い本を読めるかな( ;∀;)」と不安な方は、本の朗読アプリ「オーディオブック」をオススメします!
この記事では「週4時間」だけ働く。を読んで大事だと思ったポイントを紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう!
ティモシー・フェリス(著)「週4時間」だけ働く。を読もうと思ったきっかけ
この本を読む目的は「週4時間」だけ働くとはどういうことをすれば実現できるのか知るためです。
私の職業はプログラマー兼SEで、平日の9時~17時まで仕事をしています。
8時間労働×5日なので、週に40時間は最低でも労働しているという状況です。
プロジェクトの進捗や規模にもよりますが、残業が発生して帰宅が深夜になることもあります。
とてもじゃないが「週4時間」だけ働くのは、現状の環境からすると無理だと思っています。
そんな人物がティモシー・フェリス(著)「週4時間」だけ働く。を読んでみて感じたポイントをまとめます。
著者ティモシー・フェリスについて簡単に紹介
著者の紹介
- Timothy ” Tim ” Ferriss(ティモシー”ティム”フェリス)
- 1977年7月20日生まれ
- アメリカの作家、起業家、講演家
「週4時間」だけ働く。は、ニューヨークタイムズ・ウォールストリート・USAトゥデイでベストセラーになりました。
「週4時間」だけ働く。の概要
自分の人生は自分の好きなように生きていい。と著者ティモシー・フェリスは教えてくれます。
自分の人生のライフスタイルをデザインするための4つのステップを実践することが大切です。
自由への4つのステップは各単語の頭文字をとって「DEAL」と呼んでいます。
自由への4つのステップ(DEAL)
- Definiton(定義)
- Elimination(排除)
- Automation(自動化)
- Liberation(解放)
Definiton(定義)
自分の人生の幸せを定義することが前提になってきます。
サラリーマンは人生の楽しいことを先送りにして、今を犠牲にして将来のために備えすぎている。
Work For Work(働くのために働く)ではダメです。
「楽しくない仕事を寝る間も惜しんで働いて年収1,000万円」よりも「楽しんで仕事をして年収500万円」のほうが人生の幸福度は高いです。
お金はわかりやすい基準ですが、自分にとっての幸せとは何かを考えることは大切になってきます。
Elimination(排除)
「重要でない仕事を排除する」ことで無駄な時間を排除することができます。
何事も80/20の割合で成り立つ「パレートの法則」について紹介されています。
- 売上の80%は20%の顧客で成り立つ。
- クレームの80%は20%の特定のクレーマーで成り立つ。
著者ティモシー・フェリス自身が経験し、特定のクレーマーとの関係を断つことで、売り上げの80%を維持し、作業時間を20%に減らすことに成功しました。
- 収益を分析して重要な顧客は誰か?
- 作業を分析してネックになっていることは何か?
全ての作業が重要に思えますが、分析することで「重要なこと」と「重要でないこと」を判断できます。
そして「重要なこと」のみに注力して、「重要でないこと」はしないようにすると、無駄を排除でき作業時間の削減が可能になります。
Automation(自動化)
仕事を「アウトソーシング」することで、自分の作業時間を削減する。
自分でする必要がないことは他人にやってもらうという考え方が重要になってきます。
外注を利用しても利益が確保できるのであれば、自分の時間を確保するために「アウトソーシング」を利用することを覚える必要があります。
Liberation(解放)
オフィスから自分を解放する仕組みを作る。
会社員の場合「リモートワーク」でも成果を出すことが証明できるのであれば、会社から解放されたといってもいいと教えてくれます。
成果さえ出せたら、会社からの目を気にせずに自由に過ごすことが可能になりますからね(*’▽’)
ただ、この書籍が発売日が2011年なので「リモートワーク」が珍しい時代に書かれています。
コロナウイルスが蔓延し「リモートワーク」が進んでいる昨今では、「リモートワーク」をするだけでは「解放」されたとは言えないと考えられます。
会社から本当の意味で「解放」を実現するには「仕事と生活のメリハリをつけること」か「会社を辞めること」になると思われます。
著者ティモシー・フェリスは「ミニリタイアメント」をオススメしています。
著者ティモシー・フェリスは「ミニリタイアメント」の定義は、1か月~6か月の間を1か所の場所で生活をすることです。
必要最低限の荷物だけ持って、いつもと違った環境で生活をしてみることで新しい発見や人生を見つめなおすことができます。
忙しい毎日を送っていると自分の人生を考える時間を確保するのは、後回しにしてしまいます。
- 自分にとって何が大切なモノなのか?
- 自分の人生で幸せなことって何なのか?
「ミニリタイアメント」をすることで、自分の人生について考えるきっかけになります。
「1か月も休みなんて取れねーよ( ゚Д゚)p」とか「見知らぬ地で長期滞在は怖い( ;∀;)」という不安に対しての対策も書かれてありますよ。
「週4時間」だけ働く。を読んだ感想・まとめ
『ティモシー・フェリス(著)「週4時間」だけ働く。』の書評を書きました。
「人生の価値観」や「無駄を省く考え方やテクニック」が書かれており、適当なビジネス書よりも濃い内容になっていたように思います。
「週4時間」だけ働く。で学んだことを生かして、無駄を省いて時間を作りブログ制作に注力しようと考えています。
ブログで「収益の自動化」を達成することができたら、会社から「解放」に一歩近づけると思います。
近いうちに「ミニリタイアメント」に挑戦してみようと思っています。
2020年10月時点ではコロナウイルスの影響で海外旅行は厳しい状況ですが、旅行ができるようになれば長期休暇を利用して「ミニリタイアメント」に行ってきます(*’▽’)
「収益の自動化」と「解放」を達成できるように、今後もブログ制作に励みます!
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!