巷で話題のひろゆき(西村 博之)さんの著書『プログラマーは世界をどう見ているのか』を読んだので感想をまとめようと思います。
この本は「プログラミングに興味があるけど、難しそうだと思っている人」にはぴったりの本だと感じました。
ちなみにこの記事を書いている私について軽く説明します。
工場でプログラマーを5年間経験し、以下の資格を所有しています。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 情報セキュリティマネジメント
ひろゆきさんが見ている世界を見てみたい
と思ったのがきっかけで読んでみました。
それでは『プログラマーは世界をどう見ているのか』の内容と感想をまとめようと思います。
目次と内容
『プログラマーは世界をどう見ているのか』の目次は以下になります。
- はじめに なぜ世界のトップはプログラマー出身なのか?
- 第1章 「ツリー思考」で整理する
- 第2章 物事を「最小単位」に分解して並べる
- 第3章 最強の能力は「if」思考で身につける
- 第4章 「仕事が速い人」はループを見つけている
- 第5章 プログラミングを学べば、アイデアを形にする力が得られる
プログラミングの基礎である「if」と「ループ」について学ぶことができます。
利用している言語は「HTML」と「JavaScript」でWeb制作で必要なプログラミング言語です。
初心者向けの本で難しい専門用語は少なく、サンプルコードがあるので実際にプログラミングを体験することができる点がいいと思います。
自分の手を動かしてコードを書いて、正しく動かしてみることは大切です。
ちゃんと書いたつもりでも正常に動作しないことはよくあります。
どこが間違っているか探す能力もプログラマーには必要です。
ひろゆきさんの人を小馬鹿にした口調で説明してくれるので、楽しくプログラミングを学ぶことができます。
逆に言うと、ある程度分かっている人にとっては物足りないかもしれません。
私は少し物足りませんでした
プログラマーとしての共感したところ
プログラマーを経験して「わかるわー」と共感できた箇所があったので紹介します。
第1章の23ページに書かれている「相手に正しく伝わらない原因は?」から引用します。
コンピューターは、適切な命令を渡せば、適切に動いてくれます。思うように動いてくれなかった場合は、十中八九、命令しているプログラマー側に原因・責任があります。
中略
自分の指示したとおりに人が動かなかったり、物事が進まなかったりした際も、プログラマー思考を身につけていれば、「もしかすると、自分の指示が間違っているのでは?」「自分に説明する能力がないのでは?」と気づき、問題解決につながることもあります。
ひろゆき著『プログラマーは世界をどう見ているのか』 23ページより印象
プログラムが思った通りに動作しないことはよくあります。
いわゆる「バグ」です。
間違っている個所を1つずつ修正していって、自分の思った通りに動くプログラムが完成します。
人に対してお願いするときも「どのように伝えたら正しく伝わるだろう?」と考える癖がつきました。
仮にお願いしたことが思った通りにいかなくても「あー、この人はこうゆう風に解釈したのか。次から気を付けよう」とか考えています。
なので、プログラミングを学んでからは、以前よりも感情的にならなくなった気がします。
物事を冷静に判断できるようになった気がします
【まとめ】初心者の頃に読みたかった本
今回はひろゆき(西村 博之)さんの著書『プログラマーは世界をどう見ているのか』について感想をまとめました。
プログラミングに興味がある人にとってはいい本だと思いました。
この本を読み、実際に体験してみることでプログラミングを学ぶきっかけになると思います。
個人的にはひろゆきさんが世界をどう見ているのか知りたかったので、あまりそういった内容が書かれてなかったので少し残念です。
初心者だったころに読みたかったなーと思います。
最後まで読んでくれてありがとう
今回の記事で紹介した商品
ひろゆき(西村 博之)著『プログラマーは世界をどう見ているのか』