朝4時に起きて本を読む書評ブロガーのよーじ(@4ji_memo)です。
この記事を見てくださっているということは「時間の使い方」に興味がある人だと思います。
この記事を読んでるだろう人物
- 仕事の時間を効率的に使いたい
- 効率のいい勉強時間を知りたい
- のんびりする時間が欲しい
そのヒントを得るために、この記事を開いてくれたのだと思います。
仮に時間術を身に着けて、時間を作ることができたとします。
さあ、あなたは空いた時間を何に使いますか?
少し考えてみてください。
考えましたか?
もしも、あなたが空いた時間に入れようとしたことが
- さらなる仕事
- 無駄な作業
- やりたくないこと
であれば、これからも社畜の人生を送ることになります。
『樺沢紫苑(著) 神・時間術』 では、自分の人生を謳歌するための時間術を教えてくれます。
自分の人生を謳歌するための時間術
- 自己投資・スキルアップ
- 娯楽・楽しむため
- リラックス・運動
神・時間術を読んで思った「時間の使い方が上手な人」とは以下のような人物だと思います。
時間の使い方が上手な人
- 自由を謳歌する時間が持っている人
- 自分の時間軸で行動できる人
- 人生を楽しんでいる人
逆に「時間の使い方が下手くそな人」は
時間の使い方が下手な人
- 毎日残業をしている人
- 他人の時間軸で生きている人
- 電話やメール、人の対応で忙しい人
- やりたいことがない人
これらの悩みを抱えている人ほど『神・時間術』を読んでほしいと感じました。
この記事では『樺沢紫苑(著) 神・時間術』を読んで、印象に残ったポイントを3つだけ紹介しようと思います。
一部の内容だけですが『神・時間術』の魅力を伝えられるようにまとめました。
それでは詳しく見ていきましょう!
神・時間術 を読もうと思った動機・目的
私は樺沢紫苑さんの著書である『アウトプット大全』と『インプット大全』をすでに読んでいます。
「圧倒的なアウトプット」と「超効率的なインプット」を行っている樺沢紫苑さん。
そんな彼の時間に対する考え方や、時間の使い方について学びたいと思い、『神・時間術』を読んでみることにしました。
著者 樺沢紫苑さんについて
樺沢 紫苑(かばさわ・しおん)
1965年、北海道札幌市生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。
精神科医・作家・YouTuber
Wikipedia 引用
樺沢紫苑さんの著書の一部
- 学びを結果に変えるアウトプット大全
- 学び効率が最大化するインプット大全
- 精神科医が教える ストレスフリー超大全
- ブレイン メンタル 強化大全
- 神・時間術
樺沢紫苑さんのオススメ書籍をまとめたので、興味があれば見てください。
神・時間術 の概要
『樺沢紫苑(著) 神・時間術』の目次は以下になります。
- 序章
- 最高の人生を手に入れる
- 「神・時間術」4つの原則
- 第1章
- 脳の機能を最大に生かす
- 集中力の高め方
- 第2章
- 朝の時間を最大に生かす
- 脳のゴールデンタイム術
- 第3章
- 昼の時間を最大に生かす
- 午後のリセット術
- 第4章
- 夜の時間を最大に生かす
- 運動&睡眠リセット術
- 第5章
- 仕事の時間を最大に生かす
- 時間創出仕事術
- 第6章
- 自由時間を最大に生かす
- 自己投資&リフレッシュ術
いつでもどこでも集中力を高めることは難しいと著者の樺沢紫苑さんは教えてくれます。
集中するのが難しい時
- 仕事終わりで疲れた時
- 人から邪魔が入る時
- 寝不足の時
多くの人は自分が頑張りたいと思ったときに集中力が欲しいと思っています。
その認識が間違いです。
集中しやすい時間帯、集中しやすい場所で頑張りたいことをやる!
『神・時間術』から学んだこと
- 集中しやすい時間帯と場所
- 朝昼夜、各の時間帯の特徴
- どの時間帯にどんな作業が向いているか
これが『神・時間術』で伝えたいことだと私は思います。
神・時間術 の印象に残ったポイント
ここからは、『樺沢紫苑(著)神・時間術』を読んで印象に残ったポイントを3つだけ紹介しようと思います。
3つのポイント
- ゴールデンタイムを意識する
- 締め切りを意識する
- 相手の時間を意識する
ゴールデンタイムを意識する
『樺沢紫苑(著)神・時間術』でよく出てくるキーワードが「ゴールデンタイム」です。
- 脳のゴールデンタイム
- 記憶のゴールデンタイム
この2つがよく出てきます。
脳のゴールデンタイム
- 朝起きてから2~3時間のこと
- 睡眠で脳が整理されている
- 1日で一番効率よく作業ができる時間
記憶のゴールデンタイム
- 寝る15分前の時間のこと
- これ以上新しい情報が入ってこない
- 1日で一番記憶の定着がいい時間
脳のゴールデンタイムについて
私は毎朝4時に起きて、本を読み書評を書いています。
脳のゴールデンタイムをフル活用してます。
脳のゴールデンタイムの実感
- エネルギーが満タンな状態で
- だれにも邪魔されず
- 自分の好きなことができる
素晴らしい時間の使い方で有意義な時間を過ごしていると感じています。
以前は、仕事終わりに本を読んだり、ブログを書いたりしていました。
夜に眠い目をこすりながら作業をするのと比べると、「やる気」と「集中力」が圧倒的に違います。
夜はメールのチェックなど、軽めの作業をするようにしました。
時間の使い方ひとつで、ここまで効率化できるのだと驚いています。
一度、試してみる価値はあると思いますよ!
記憶のゴールデンタイムについて
記憶のゴールデンタイムに関しては、使い方を間違えれば諸刃の剣になりえると感じました。
寝る15分前の記憶が脳に定着しやすい。
これは、感情面にも関わっていることを知りました。
楽しいことを思い出しながら寝ると、楽しい記憶が脳に定着します。
そういった習慣がある人は、楽しい記憶がいっぱいの人生を送ることができます。
逆に、つらい記憶、悲しい記憶を寝る前に考えると、マイナスの感情が脳に記憶されます。
マイナスの感情が記憶され続けた人は、自分は不幸な人間だと感じる人生を送ることになります。
この話を読んで思ったのは「メンヘラ」な人のことです。
メンヘラが好きなキャラクター
今まで関わったことがないのでメンヘラに対する偏見かもしれませんが、以下のような特徴があると思います。
メンヘラの特徴
- Twitterでネガティブな情報を発信
- メンヘラが集まるコミュニティーに属する
- ネガティブな情報が目に入りやすい
メンヘラな人は寝る前にスマホをいじって、ネガティブな情報を脳に定着していきます。
そのような習慣があるからメンヘラの人は「自分は人生の被害者」だと感じるのかもしれないと思いました。
これが、寝る前の15分「記憶のゴールデンタイム」が諸刃の剣に感じた理由です。
寝る前の15分で自分の人生をどう感じるかが変わるって怖いなと思いました。
著者の樺沢紫苑さんは楽しい人生を送るためのテクニックを紹介してくれています。
「寝る前にSNSに1日で楽しかったことを1つ発信する」ことです。
寝る前に楽しいことを思い出す習慣をつけるだけで、楽しい記憶が脳に定着されやすくなります。
それだけで人生楽しいと思えるようになれるなら、その方がよくないですか?
私も寝る前にTwitterで1日の「楽しかったこと」とか「頑張ったこと」を発信してみようと思います!
締め切りを意識する
人間が一番能力を発揮できるのは「危機が迫っている時」です。
猛獣に出会ったとき「どうしようかなー」とぼーっと考えていたら襲われて死にます。
危機感を感じた時に人間は脳をフル回転させて、状況を打開しようとするのです。
締め切りには危機感を持つ効果があり、それが「集中」に繋がることを学びました。
具体的な方法として「ストップウォッチで時間を計測する」ことが紹介されていました。
「1時間でこの作業をする!」と決めたらストップウォッチで時間を計る。
タイマーでなくストップウォッチの理由は、タイマーだと音が鳴った時に集中力が切れてしまうからだそうです。
時間を厳守して作業をするのではなく、集中するために時間を計るのです。
私も本を読むときはストップウォッチで時間を計ってみようと思いました。
私は本を読むとき1章ごとに感想をメモしているので、以下のようなことを意識して読みます。
本を読み時に意識すること
- 1分で何ページ読めるのか知っておく
- 読む章のページ数を調べる
- 章を読み終える時間を計算する
- ストップウィッチで時間を計りながら読む
- 目標と実際の時間の差を確認する
例を挙げると、
- 1分で2ページ読める
- 読む章が40ページある
だったら20分で読めるはず!
1冊の総ページ数は300ページだから150分、なら1日で読み終えよう!
こんな風に締め切りを意識しながら本を読んでいこうと思います。
相手の時間を意識する
多くの人は「自分の時間」は大切にしますが、「相手の時間」を大切に思わない人も一定数います。
相手の時間を奪う人
- 平気で遅刻する
- 締め切りを守らない
- 会議を長引かせる
- めっちゃ電話をかけてくる
相手の時間を考えられない人とは関わりたくありません。
「遅刻」は小さなことかもしれません。
でも、それが積み重なるとその人を信用できなくなります。
「この人はどうせ遅刻してくる人だ」
そんな風に思われてしまうでしょう。
相手の時間を奪わない具体的な方法として「30分前行動」が紹介されていました。
30分も前に行動すれば、ある程度のトラブルを回避できます。
回避できるトラブル
- 電車の遅延
- 忘れ物を取りに帰る
- 道に迷ったとき
30分も早く目的地についていると暇じゃない?
私もそう思っていました。
著者の樺沢紫苑さんは「30分の隙間時間は最高の集中できる時間」だと教えてくれます。
脳科学的に、人間が高い集中を保っていられる時間は15分程度だそうです。
- 15分×2セットの集中できる時間
- 後に予定がある=締め切り効果
この2つの理由から、待ち合わせ前にする作業は「最高に集中できる時間」となります。
30分前行動で手に入るもの
- 最高の集中できる環境
- 相手からの信頼
- 相手の遅刻でイライラしないメンタル
たった30分早く移動するだけで、これだけのメリットがあります。
相手が遅刻しても、集中できる作業時間が増えるだけです。
費用対効果が抜群に高い投資といえます。
私も30分前行動を実践して、ブログの構成を練ることに時間を使おうと思います。
神・時間術 の感想・まとめ
今回は『樺沢紫苑(著)脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・時間術』の書評を書きました。
今回紹介した内容を振り返りましょう。
神・時間術から学んだこと
- ゴールデンタイムを意識する
- 締め切りを意識する
- 相手の時間を意識する
仕事のため、遊びのための時間術を学ぶことができました。
同じ作業をするにしても、朝昼夜の特徴を生かして作業を行うだけでも効率は上がると実感しています。
特に朝の時間の使い方はとても重要です。
朝活を実践して「集中力」と「やる気」が段違いだと感じています!
起床後2~3時間の「脳のゴールデンタイム」だけでもいいので意識してみてはどうでしょうか?
精神科医 樺沢紫苑さんの書籍をまとめました
樺沢紫苑さんの書籍は勉強になることが多いので、これまで5冊以上は読んできました。
これまで読んだ樺沢紫苑さんの書籍をまとめたので、興味がある人は読んでみてください。
以上、よーじ(@4ji_memo)でした!